「ラブライブ!サンシャイン!!」2期第10話 感想 -特に感想が無いという感想の凡回-
「ラブライブ!サンシャイン!!」2期第10話を見たんですが、なんというか、特に言うことが無くて困る。
嫌味じゃなくて本当に。
叩くほどクソということもなければ、特別感動することも無かった。
可もなく不可もなく。
5段階評価の3。
真面目な部類の回だし、展開もあったし、話自体も理解できたし、なぜだ。
困る。ある意味一番問題のある回かもしれない。
今回は感想が無いことが感想なので、何で感想が無いのか考えてみる。
1.今回の良いところ、イマイチなところ
とりあえず先に、今回自分が思う、良いところとイマイチなところを挙げる。
良いところ
- Saint Snowが来てくれたところ
- 新春お正月スペシャル感あふれる高見家のほのぼのした感じは嫌いじゃない
- 3年生の腹をくくった雰囲気
- これから離れ離れになるからこそ、ずっと一緒にってところ
- 青春のドライブで車中泊する感じ
- Saint Snowが2人で遊園地に行く事実
イマイチなところ
- 急な回想で急に回収して終わった感
- 果南のハグしよの使い方が雑
こんな感じか。
「あれ良いところばっかりじゃねえか」ってなるが、そうだよ、だから別に今回クソとも言ってないし、叩きたいとも言ってない。
ただ、上記したどれもが、今までのように熱く長文を垂れ流したいとも、どや顔で叩きたいとも思えない。
だから特に感想が無くて困る。
2.なぜ大して感動できなかったのか
3年生は卒業し離れ離れになる、そして学校は無くなる、とラブライブに向けて練習を再開する一方で、改めて変わらない事実を実感させられる回。
鞠莉の涙からスタートしているあたりは重い回を予想したが、最終的になんでこんなに真顔なんだろうか。
考えると、それはやっぱり、回想が唐突すぎたからか。
3年生の子供時代に見られなかった流れ星を見に、今度は9人で、となるわけだが、そんな急に大事そうに星座早見盤を持たれても。
記憶違いだったら申し訳ないが、伏線なんて無いよね?
今回ぽっと出で「そうなんやー」ってなった回想をその話のうちに回収するってなるといまいち乗り切れない。
「これで終わりでいいの?」あたりのついていけない感じがキツい。
3年生の言葉も特に的外れなことは言っていないが、少し綺麗すぎるか。
良いこと言ってるけど、ガツンと心に響くかと言われると、特筆するようなセリフは無かった。
3.なぜクソにならないのか
何度も言うが、別に今回叩きたいわけでは無い。
普通だったと思っている。
2項の内容からすると「ほらやっぱり叩くじゃん」なわけだが、実は今回、それがそこまで悪影響を及ぼしていないのである。
なぜなら、当の本人たちがそんなに感情的になっていないからだ。
私は、いわゆるクソ回って、視聴する自分のテンションと、物語の登場人物のテンションとの乖離によって作られると思っている。
キャラクターはひどく怒ったり泣いたりしてるけど、こっちは冷めてんだよな、って状態がダメなんだと考えている。
じゃあ今回どうだったかというと、視聴する自分は2項理由からそんなに熱くなっていない。
そしてなんと、物語の中のAqoursも結構冷静だった。
3年生は、もうやるしかないって雰囲気を感じたし、終盤は純粋にドライブを楽しんでいるように見えた。
だから良かったと思う。
作り手の意図は置いておいて、今回は、そんなに重くない回想を、そんなに重くなく扱っており、こちら側のテンションとのバランスが取れていた。
ただ、重くないのは事実なので、特に大きな感動は無かった。
というわけで、良いところも悪いところもあるんだけど、特別書くことが無い。
そもそも特筆することが無い回が5段階評価の3って時点で自分の評価がすでに狂っている気もするが、その辺を気にし始めるともう長くなってしまうので、見なかったことにする。
4.さてさて残り3話
まさか感想が無いという感想を書くことになるとは思わなかったが、前回書きすぎたので、今回はこんな感じでちょうどいいだろう。
3年生回としては今回でノルマクリアってところなのだろうか。
1期9話がすごく良かったから、泣くとしたら3年生絡みかなと思っていたので、残念だ。まだ分からないが。
来週は学校との別れって回になりそうで、じゃあその次はラブライブ決勝大会で最終回はエピローグ、と無印を習うとそうなる。
このまま残り3話で終わる感じ全然しない。1期と同じ感じがする。
まあ無理せず劇場版で決勝大会やりましょ。
大丈夫かなあ……1期13話は未だにトラウマだから本当に怖い。
5.Saint Snowを愛でたい
今週も出てきた~。
大好きなしぇいんとしゅの~
うれぴぃ~
↑これの聖良さんやばない? うんやばい~
このあと一緒に遊園地行くとか~。
それを劇場版でやって~。
以上です。ありがとうございました。